発達障害者支援法では、発達障害者とは「発達障害（自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などの脳機能の障害で、通常低年齢で発現する障害）がある者であって、発達障害及び社会的障壁により日常生活または社会生活に制限を受けるもの」とされています。

すなわち、発達の特性のために、生活上または周囲の人や社会との関係において、何らかの障害や困難を生じている人たちのことを言います。

この中には、医学的な診断基準であるDSM5、ICD11における、以下の状態が含まれます。

• 自閉症スペクトラム障害（自閉スペクトラム症）：ASD
• 注意欠陥多動性障害（注意欠如多動性障害、注意欠如多動症）：ADHD
• 学習障害（限局性学習障害、限局性学習症、発達性学習症）：LD　
• その他
  • 発達性協調運動障害（発達性協調運動症）：DCD
  • トゥレット障害（トゥレット症、トゥレット症候群）
  • 吃音（小児期発症流暢障害、小児期発症流暢症、発達性発話流暢症） など

発達障害の詳細については、発達障害情報・支援センターホームページ内の「発達障害を理解する」をご覧ください。

また、発達障害の方への対応については、上記ホームページ内の「こんなとき、どうする？」も参考にご覧ください。