発達障害かどうかの診断を受けたいとき(成人)
発達障害の診療が可能な医療機関は限られています。受診先を探す際には、静岡県が公表している「発達障害を診療可能な医療機関に関する情報」が参考になります。
発達障害と同様の特徴があっても、他の要因により生じている場合があります。また、発達障害は、他の精神疾患と併存することもあります。
このページの内容
初診の予約について
多くの場合、精神科・心療内科の診察は予約制です(一部の医療機関を除く)。受診を希望するときには、それぞれの医療機関の定める方法で、初診の予約をする必要があります。
予約の際に聞かれること(例)
- 氏名
- 年齢(生年月日)
- 症状(気分、睡眠、食欲、人間関係など困っていること)
- 過去の精神科医療機関受診歴 など
※別の精神科系医療機関を受診中の場合、紹介状(診療情報提供書)を求められることがあります。
予約までの期間について
現在、発達障害を診療可能な、多くの精神科・心療内科の予約がとりにくくなっています。予約日が1か月以上先になることもあります。
受診にむけた準備
伝えたいことや知りたいことをまとめたメモ(A4用紙1ページ以内)
診察の時間内に効率的に相談するために、医師に伝えたいことや、知りたいことを紙にまとめて持参する方もいます。診察中に確認しやすいように、箇条書きでまとめておくとよいでしょう。
幼少期の発達についての情報(あれば)
幼少期の発達に関する情報は、重要な情報のひとつです。幼少期の様子を知っている家族がいる場合、受診に同行してもらえるかどうか確認しておくとよいでしょう。
同行が難しい場合でも、乳幼児健診での指摘の有無や、園・学校での様子などを聞いておくと参考になります。
初診日をむかえたら
医療機関に到着する時間
予約時間の10~15分程度前には到着するようにしましょう。予約時間に遅れてしまうと、待ち時間がのびたり、その日の診察ができなくなることがあります。
※予約制であっても、多少の待ち時間が生じるのが一般的です。
もちもの
必ず必要なもの
- 健康保険証
- 予約時に医療機関から指定されたもの
持っている方
- 紹介状(診療情報提供書)
- おくすり手帳
- 発達の様子がわかるもの(過去の心理検査結果のコピー、母子手帳など)
- 障害者手帳(療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)
必要な方
- 伝えたいことや知りたいことをまとめたメモ(A4用紙1枚以内)